ブックオフの古本買取は安い!相場価格や評判が酷い?
古本チェーン店の中でも有名な、ブックオフの古本買取事情についてまとめました。
買取価格の実態や、サービスの評判、宅配・出張買取利用時に注意したいポイントについても併せて紹介しているので、古本の処分方法を検討中の方は一読してみてください。
ブックオフは本を売るのにオススメの店舗と言えるの?
ブックオフの本の買取方法は3種類
ブックオフは全国に店舗を構えているため、名前を耳にしたことがあるのはもちろん、一度は利用したことがあるという人がほとんどではないでしょうか。
古本の販売と買取を行っており、現在は店頭買取以外に宅配買取や出張買取のサービスも提供しています。
店頭買取となると、大量の本を持っていくのに手間がかかったり、査定に時間がかかるのが難点ですが、宅配・出張買取ならそのような心配はありません。
しかし、宅配買取は本が10点以上、出張買取は30点以上と、申し込み条件が定められているため、自分の売りたい本の冊数をよく確認しましょう。
また、ブックオフの宅配買取はキャンセル時の返送料が利用者負担となっており、場合によっては返送料分で損をしてしまうこともあるため、その点は要注意です。
ブックオフの本の買取価格の相場は?
利用するにあたって一番気になるのが、本の買取の相場ですが、残念ながらブックオフの買取価格は非常に低いのが現状です。
一度でも買取を利用したことがある人なら経験したことがあると思いますが、本の種類やタイトル問わずに、10円前後の価格しか付かないことがほとんどです。
新刊や、話題になった書籍なら多少査定額は上がりますが、それでも50円程にしかならないため、高価買取は期待できません。
また、本の需要や状態によっては、値段が付かずに無料引取になってしまうこと頻繁にあるため、「少しでもお金に換えたい」という人にとっては使いにくいでしょう。
ブックオフの店頭買取なら、査定に出したその日の内に現金化できるというメリットがありますが、買取価格自体があまりに低いのでは意味がありません。
本の買取価格を重視するなら他の店舗の利用も視野に入れるのが懸命です。
ブックオフの利用者からの評判を調査
ブックオフの利用者は非常に多いため、ネットには数多くの口コミが寄せられていますが、その多くが査定額に不満を持っている内容です。
口コミを見ると、「他のお店で200円の査定額だった本がブックオフでは5円」「100点売って全部1円だった」「25冊出して査定額は7円だった」など、無料にも等しい値段を付けられている方が大勢いることが分かります。
さらに、「買取に出した半分以上の本に値段が付かなかった」「70冊も0円扱いされた」など、そもそも商品に値段を付けてもらえないパターンも多いようなので、お金に換えるどころか、商品の大半を無料で引き渡す形になってしまうこともあり得るでしょう。
「処分したいだけだからいくらになっても構わない」という方なら問題ありませんが、「せっかく売るのだからできるだけ高値で売りたい」という方には、おすすめできません。
ブックオフを利用するメリット・デメリットのまとめ
ブックオフを使うメリットはある?
ブックオフは全国に展開しているため、近場のお店が見つけやすいです。
そのため、店頭買取を利用する場合は持ち込みやすいというメリットがあります。
店頭買取なら、お店の混雑具合によっては査定が終わるまで待たされることもありますが、少なくともその日の内に現金化することは可能です。
「どんなに安くてもいいからすぐに現金化したい」という方にとっては、店舗数が多く、思い立った時にすぐに商品が持ち込めるブックオフは使いやすいお店と言えるでしょう。
また、条件さえ満たせば宅配買取と出張買取が無料で利用できるのも1つのメリットです。
買取価格にこだわらず、処分目的で利用するなら、ブックオフの買取はそれほど不便なサービスではありません。
一番のデメリットは査定額の低さ
最も利用者から不満を買っているのは、ブックオフの買取価格の低さです。
100冊以上売っても、お小遣いにすらならないのは大きなデメリットでしょう。
ネットの買取店などでは重宝される、新刊やメディア化された書籍でも、ブックオフでは大した値段になりません。
また、宅配買取の返送料が有料なうえに、宅配・出張買取を利用した場合は、買取が成約しても代金の振込まで2週間程かかるため、古本をスムーズにお金に換えたい方には不向きです。
他にも、査定を受けた後に買取をキャンセルすると、査定結果のレシートをもらうことができないため、他店舗との比較が難しいというマイナスポイントもあります。
古本を高値で売るなら、実店舗の利用をやめる
古本の買取価格が安いと評判のブックオフですが、書籍の査定額が低いのはブックオフに限ったことではありません。
古本市場や、TSUTAYA、ゲオなど、実店舗を持っているお店はどこも査定額が低くなりがちです。
実店舗を構えていると、それだけ運営費や人件費がかかるので、古本に高値を付けることが難しくなります。
無料や数円で引き取った本を数百円で売ることで利益を出しているため、高額査定を狙うことは非常に厳しいのです。
そのため、高価買取を狙うなら店舗を構えていないネットの宅配買取店の利用がおすすめです。
ネットの宅配買取店なら、ブックオフの宅配買取と異なり、送料無料はもちろん、返送料も店舗側負担なので、利用者は損をすることなく不要な本を買取に出せます。
全国どこからでも宅配買取は利用できるため、ブックオフが近場にある方はもちろん、近くに買取店がなくて困っている方はネットの買取店もチェックしてみてはいかがでしょうか。